辛は宝石のように気品高く輝く

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2015.02.18

辛は宝石のように気品高く輝く

辛

辛の概要

十干の中で辛とは…

 

自然の中では宝石です。

五行の金の陰になります。

 

「金の弟(かのと)」

「しん」「しんきん」

と読みます。

 

 

とても華やかで繊細な干です。

 

 

ただ宝石である「辛」になぜか、

辛い(つらい)という字が

当てられています。

 

 

なぜでしょうか?

 

 

 

それは3つの過程からです。

 

 

 

1つ目の辛さは「採掘」です。

 

宝石というのは鉱山からとれる

土の結晶であり鉱物です。

 

ここで質問ですが、

ダイヤモンドは鉱山の土や岩の

1トン(1000kg)から

何kg採れるでしょうか?

 

 

「たけしの万物創世記 ダイヤモンド」

 

この動画の中で紹介していますが、

鉱山1トンあたり、ダイヤモンドは

1.4gしか採れないそうです。

 

その確率は0.00014%

ということになります。

 

ただ、そんな小さな結晶のために

鉱山ではたくさんの人が働いています。

 

鉱山の人達は、宝石を掘り当てれば

一生の生活費になると信じて

過酷な仕事を続けているのです。

 

ただ、何年働き続けても辞めてないってことは

まだ、一生分の宝石を見つけないのでしょう。

 

というか、宝石は市場では何百万、何千万

モノによっては何億という値段がつきますが

それは原石を加工し、マーケティングをし、

希少価値があるからの値段です。

 

「エメラルドを掘るコロンビアの若者」

 

 

採掘現場の鉱山労働者の報酬は

ダイヤモンドの採掘量のように

低いものなんだそうです。

 

 

 

2つ目の辛さは、「加工」です。

 

原石にはもちろん価値がありますが、

加工され磨かれることにより

原石だった石が輝く宝石に変わります。

 

ただ、それは身を削っていくことです。

 

素晴らしい個性ですら商品価値のために

不必要なら削らなければいけません。

 

それは精神的にも肉体的にも辛いことです。

 

 

 

3つ目の辛さは「評価」です。 

 

光り輝き、目立つ故に、市場にでれば

常に注目され、評価され、値段がつきます。

 

宝石が高いのは希少価値によるところが大きく

街中で多くの人が当然のように持っていれば、

そこまで高いお金を払う価値はないでしょう。

 

みんなが持っていないものを所有する喜びは

なかなか味わえない優越感です。

そのために、高いお金を払っているのです。

 

そうした希少価値や優越感によって

価値が左右されるので、当然のことながら

ライバルの存在が怖くなります。

 

自分と肩を並べようとされるだけで

オンリーワンという称号が消えてしまい

希少価値が下がります。

 

それだけで、ものすごい大打撃ですが、

もしもライバルの方が評価を受けて、

 

自分がナンバー2になってしまったら…

 

もしも、自分以上に輝く存在がいれば…

 

市場価値も下がりブランド効果も傷つきます。

 

自分の価値が少しでも下がることは

辛にとって死にたいくらい辛いことです。

 

なので、堂々と自信満々のフリをしながら

周囲の評価やライバルに怯えているのです。

 

 

 

宝石である辛は、そうした辛さの上に

存在しているのです。

 

 

 

 

 

 

辛の人の性格

辛の人は良くも悪くも人目につきます。

存在感が際立つからです。

 

辛の人は悪く言えば

お高く止まって人を見下ろします。

時には自分すらも見下ろします。

 

理想を追求して止まないので、

自分にも他人にも妥協を許さないのです。

少しのミスでも受け入れがたいのです。 

 

それ故に、辛の人を嫌う人は多いでしょう。

時には、罵声や酷評を浴びせられるでしょう。

 

自分が正しいと思い、信じていることを

批判されたり酷評されたりすると傷つきます。

 

そうなると、普通なら目立つのをやめて

ひっそりと隠れてしまうでしょう。

 

ただ、辛の人は他の干の人とは違い、

より一層高みを目指して

進んでいくことが必要になります。

 

下に降りて周囲との和をとろうとしても

下に甘んじている自分や周囲に

イライラしてしまいそうです。

 

周りから何と言われようとも

常に上を目指していくことで高みへ到達する。

 

それにより、批判していた人を黙らせる。

 

そして周りから評価を受け、もてはやされる。

 

それが辛の人にとっての至上の喜びです。

 

「プライドが高い」ということは

イヤな人だという評価になりやすいのですが

本当はとても良いことで、大切なことです。

 

「もっと上を目指したい」

 

「自分は低いレベルでは満足しない」

 

「目標を叶え、理想を追求する」

 

「もっと綺麗で魅力的になりたい」

 

「もっとカッコよくなりたい」

 

「周囲から絶賛されるような存在になりたい」

 

そう思うことが第一歩です。

 

そして、目標を決めることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

辛の性質の活かし方

せっかく目標や理想を発掘したのなら、

次は「加工」に行くべきです。

 

「加工」とは人にとって言えば、

 

「計画」+「変化」+「努力」です。

 

 

「計画」とはプロデュースです。

 

客観的に自分を見てどうすれば

最も自分を活かすことができるか?

ということを、常に考えることです。

 

「変化」とは「進化」への決断です。

誰しも慣れている所が楽で安心ですが

それを変えなければ進化は望めません。

慣れを捨てる決断ができるかどうかです。

 

「努力」により目標が叶うかどうかは

保証されていませんが、努力しなければ、

到達することは絶対にあり得ません。

それでも、努力し続けることが必要です。

 

 

この「加工」ができる人はなかなかいません。

 

辛の人に最も必要なことはこの「加工」です。

 

ぜひ、やってみてください。

 

 

そして、人の目につく存在になると

つきまとうのが周囲からの「評価」です。

 

はじめの頃はちやほやされ持ち上げられます。

ファンができて追いかけられます。

 

しかし、そこで溺れてしまってはいけません。

持ち上げが一段落すると…

欠点を挙げられ、ミスを指摘されます。

 

スキャンダルや怠慢があれば、

容赦なくバッシングされます。

 

また、アンチファンが現れて

嫌がらせをされたり罵倒されたりします。

 

大切なことはそこで負けないことです。

 

 

考えてみてください。

 

「注目されるからマイナス評価もでる」

 

「誰も気にしてなければ、無視される」

 

誰にも気にされずに無視されてしまうより

マイナス評価を受けることの方がマシです。

 

酷評やアンチファンやバッシングとは、

注目されて目立つが故の副産物です。

 

 

大切なことは…

 

良い評価をされたら謙虚にすることです。

 

悪い評価をされても負けないことです。

 

そして、良い評価を常に受けつづけるには

 

どんな時も「加工」を続けることです。

 

 

 

 

 

 

辛の人に向いている職業

辛の人には評価や視線を受ける仕事が

とても向いています。

 

最もわかりやすいのが、タレントやモデル

アナウンサーや芸人や俳優女優などの

メディアにでる仕事です。

才能や運は必要ですが叶えば最高です。

 

あるいは、水商売が向いています。

誰でも会える身近な人気タレントです。

 

仕事の種類ではありませんが、

有名企業や大企業に務めるのもいいでしょう。

ついでに役職をつけることがステータスです。

 

最近ではあまりリスペクトされませんが

大人の人は公務員に高い評価をします。

国家公務員なら尚更その傾向があります。

 

また、どんな分野でもいいので有名になり、

周囲から視線を集めることがあっています。

 

「願いを持つこと」

 

「その願いを叶えること」

 

を繰り返すことができればOKです。

 

 

 

 

 

 

 

 日干が辛の有名人

ラリー・ペイジ(google共同創業者)

アルフィエリ・マセラティ(創業者)

田中角栄(内閣総理大臣)

小泉純一郎(内閣総理大臣)

ジョン・F・ケネディ(米国大統領)

エリザベート(ハプスブルグ王妃)

グレース・ケリー(モナコ大公妃)

アレキサンダー・マックイーン(デザイナー)

マリリン・モンロー(女優)

マリア・カラス(オペラ歌手)

フランツ・リスト(ピアニスト)

リンゴ・スター(ビートルズ)

レディー・ガガ(エンターテイナー)

GACKT(ミュージシャン)

TAKURO(GLAY)

JIRO(GLAY)

イチロー(野球選手)

桑田真澄(野球選手)

安藤美姫(スケーター)

三浦知良(サッカー選手)

マラドーナ(サッカー選手)

ジェンソン・バトン(F1ドライバー)

マイケル・ジョーダン(NBA選手)

 

 

 

 

 

 

宝石を評した言葉

 

玉磨かざれば宝とならず

(礼記)

どんな宝石も原石のまま磨かなければ

「宝石」とは呼ばれない

 

 

 

ダイヤモンドは人の心を奪うが

故に人の心より高価である 

(夏目漱石)

人が宝石の虜になる時点で

宝石 > 人の心 になっている

ウィットに飛んだ言葉ですね

 

 

 

同じ炭素でも高熱と高圧を

加えられたものは

ダイヤモンドとなるように

人間も潜在する力を

どう磨き発揮させるかで

その人生の輝きは

大きく異なってくる

(カーン)

実はダイヤモンドは炭素でできている。

プラスティック製品や鉛筆やタイヤ

コーヒーや炭酸飲料やアルコール

肉や米や人体も炭素が含まれている。

全て同じ炭素なのに、

ダイヤモンドは高熱と高圧により

ダイヤモンドと成り得た。

才能や素質なんて溢れているのだから

磨いて発揮さえすれば誰でも

輝くことはできるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

宝石を愛した人

 

今回は人ではないのですが

 4つの映画を紹介します。

 

 

1つ目は

「ロマンシング・ストーン秘宝の谷」

 

 「ROMANCING STONE」予告

 

インディ・ジョーンズシリーズのように

1つの秘宝を求めて多くの人が動く

アクション&コメディの冒険物語です。

この映画を見ると、うずうずして

「こんな冒険をしてみたい!」

と思えてしまう作品です。

単純に楽しい映画なので見たことない人は

1度見てみてもオモシロイ作品ですよ。

 

 

 

2つ目は

インディ・ジョーンズ魔球の伝説
 

 「インディ・ジョーンズ魔球の伝説」
 
ハリソン・フォードが主演を務める
インディ・ジョーンズシリーズで
インドのシバリンガム(ダイヤモンド)
をテーマにしたアドベンチャーです。
この作品にはちょっとエグイ悪魔の儀式
やワニやヘビ等がでてきておもわず
目を背けたくなりますが、ラストに
すべてが報われる瞬間があります。
それがそれまでのしんどいこと全てを
洗い流してくれるようです。
 

 

 

 3つ目は

「ブラッド・ダイヤモンド」

 

「Blood Diamond」予告

 

こちらも冒険物語ではあるのですが

ロマンスというよりは、現実的で、

ダイヤが採掘される地域の問題や

それを巡る人達の欲望や願望が

シュールに描かれています。

興味本位でもいいので1度見てみると

世界感が変わるかもしれません。

 

 

 

4つ目は

タイタニック

 

「Heart of Osean」
 
映画「タイタニック」の作中には
「ハートオブオーシャン」と呼ばれる
青いダイヤモンドがでてきます。
ラベット達は沈没したタイタニックから
このハートオブオーシャンを見つけて
一攫千金を狙っていました。
ただ、引き上げた金庫からは
ハートオブオーシャンは見つからず
その代わりにハートオブオーシャンを
身につけた女の裸婦画が見つかりました。
その女性がローズ・カルバートという
100歳を超える女性でした。
そこからタイタニックの物語は始まります。

 

 

 

 

音楽作品
 
宝石や貴金属は歌や小説にも
たくさん用いられます。
それだけ人の心を惹き付け
注目を集めるからでしょう。
  

 

 

Diamonds

 

「Diamonds」Princess Princess
 
1983年にオーディションで選ばれ
日本ではガールズバンドのパイオニア
として活躍して有名になりました。
その代表曲の1つでもあるのが
「Diamonds」という曲です。

 

 

 

エメラルド

 

「エメラルド」ベッキー
 
人気タレントのベッキーが
歌手名「ベッキー♪♯」として
歌っている楽曲です。
トラブルがありましたが
芸能界に復帰するにしても
他の道を行くにしても
どちらにしても応援しています。

 

 

 

ルビーの指環 

 

「ルビーの指環」寺尾 聰
 
寺尾 聰(てらおあきら)さんは
1960年代から活躍している
ミュージシャンであり
この「ルビーの指環」はレコード大賞も
受賞している大ヒット曲でした。

 

 

 

Stay Gold

 

「Stay Gold」Stevie Wonder
 
11歳の時にオーディションに合格し
モータウンと契約してそれ以来
50年以上ミュージシャンとして
生きる伝説として活躍しています。
目が見えないにもかかわらず…
というよりも、目が見えないからこそ
素晴らしい音楽を生み出している
というものなのかもしれません。

 

 

 

最後に…

辛の人はこのページで紹介したように

 

「自分の才能や素質を見つけること」

 

「その原石を磨き続けること」

 

「評価に溺れたり負けたりしないこと」

 

この3つを叶えていただければ

 

光り輝く人生を

手に入れることができるでしょう。

 

周囲の人に言うとすれば

 

「この人は輝いていることが大切で

 そのためにサポートをしてあげて

 たまに鼻についたとしても

 大目に見てあげてください」

 

と伝えます。

 

 

以上、京都の占い師HAMAが

解説する干支の辛でした。

 

 

 


 

 
10の日干
 

(木行の陽)

 

(木行の陰)

 

(火行の陽)

 

(火行の陰)

 

(土行の陽)

 

(土行の陰)

 

(金行の陽)

 

(金行の陰)

 

(水行の陽)

 

(水行の陰)

   


   

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