丙は太陽のように世界を照らす

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2015.02.21

丙は太陽のように世界を照らす

京都の占い師HAMAが解説する干支の丙

 

丙の概要

陰陽五行の中で丙は

自然の中での太陽です。

 

火行の陽になります。

「火の兄(ひのえ)」

「へい」「へいか」と読みます。

 

 

丙は太陽であり、世界を照らしています。

 

十個ある干の中でも、世界にただ1つ、

唯一絶対の存在とも言えます。

 

ここでは宇宙論や太陽の起源に迫らず

占いの世界においての太陽の価値を

解説していきたいと思います。

 

 

今も昔も、この世界の人にとって太陽は

神様のようなものでした。

 

太陽がでていない夜は薄暗くて寒く、

太陽が出ている昼は明るくて暖かい。

太陽は生物に「暖」を与えてくれます。

 

太陽が照っていると暖かいので、

服を着込まなくても生活ができますが、

太陽が出ていないと寒いので、

コートなどを着込まないといられません。

 

また、太陽は生物に元気を与えてくれます。

草や花は太陽の光を浴びるとしゃんとして

夜になると元気を失くしているようです。

 

京都の占い師HAMAが解説する丙の朝顔

 

 

みなさんも経験があるかもしれませんが

部屋に引きこもって太陽の光を浴びないと

なぜか陰鬱な気分になっていまいます。

外で遊んでいると、尚更元気になります。

 

また、太陽は生物のONとOFFを制御して

活動と休息の時間を決めています。 

 

人を含めた動物たちも、

夜は死んだように眠り、

朝になると起きだして、

太陽に向かって伸びをします。

 

そして、昼間はそれぞれの活動をして

学校で勉強をしたり部活をしたり、

会社では仕事をしたり会議をしたり、

休みの日には思いっきり遊んだりして、

私たちは動き回っています。

 

そして夜になるとまた眠ります。

 

太陽の光によって生物は昼に起きて

夜に眠るというサイクルを保っています。

 

時々、それとは逆のサイクルで生きる

生物もいますが、ごくわずかです。

 

ただ、あまりにも太陽が強過ぎると

困ったこともいくつか起こります。

晴れが続き過ぎる干ばつです。 

 

 「アフリカ東部の干ばつ」

 

太陽の照り過ぎが続き雨が降らなさすぎて

水不足になってしまいます。

植物が枯れてなくなります。

動物は衰弱してしまいます。

 

日本は海に囲まれて川も多くあり、

山と森が豊富で四季もあるので、

干ばつのように晴れが続いたとしても

水に困ったりはしません。

 

ただ、陸が広くて海が遠い場所や、

川がなくて大地ばかりの場所だと、

水不足になってしまいます。

 

そうなると、誰もが太陽のことを

憎らしく感じることでしょう。

 

 

また、太陽を直視しようとすると

目がシパシパして痛くなります。

あまりにも眩しすぎるのです。

 

*視力が低下するので

 太陽を直視しないでください 

 

「屋久島の太陽」

 

 

このように、太陽は生物にとっては、

とても大切なものなのであり、

絶対的な効果を与えてくれますが、

それ故に怖い存在となります。

 

その最も大きな理由としては、

人がコントロールできないことです。

 

人が太陽にできる抵抗とは、

日陰を作って隠れることくらいです。

 

少しオマケですが、太陽の光を

有り難く思える建物があります。

 

建築家の安藤忠雄さんが設計した

「光の教会」です。

 

「光の教会 安藤忠雄」

 

大阪府茨木市の住宅街にある

プロテスタント系の教会です。

 

安藤忠雄さんの建築でよくある

コンクリートの打ちっぱなしの壁に、

十字のガラス窓が入っており、

太陽の光が神秘的な十字を作り出します。

 

暗い礼拝堂だからこそ、見ているだけで

この光が暖かく感じれるような気がします。

 

京都の占い師HAMAも

 

「一度見学に行きたい」と思う反面、

 

「教会を本当に必要とする人の邪魔」

 

になるのはよくないな〜と思います。

 

ただ、行ってみたい…。

 

*見学には公式ホームページからの

 予約が必要なようです。

 

 

 

 

 

 

 

丙の人の性格

丙の人は太陽のように

能天気なまでに明るい人です。

 

明るいというよりも、良くも悪くも

自分を表現しっぱなしにします。

 

思ったことや言いたいことは、

考える前に口から出てしまいそうです。

 

我慢して口からでなくても、

表情や態度でバレバレでしょう。

 

楽しい時は遠慮なく楽しむでしょう。

 

誰かを好きになれば人目でわかるでしょう。

 

秘密にしなければいけない時でも、

本人は隠しているつもりでも

全然隠せていないことも多いでしょう。

 

そして、その楽しい気持ちを言いたいので

ひっきりなしにおしゃべりを続けます。

 

そして、おしゃべりすると、もっと、

気持ちが盛り上がってより楽しくなります。

 

ただ、聞かされている方は疲れて、

うんざりしているかもしれません。

 

 

逆に悲しい時はおもいっきり悲しみ、

涙を流して声を大にして泣くでしょう。

 

怒ったときは配慮を忘れて怒鳴るでしょう。

 

落ち込んだ時はとことん落ち込むでしょう。

 

そして、そのマイナスの気持ちも

全部ぶちまけるまで、延々としゃべります。

 

同じことを繰り返し言う時もあるでしょうし

いきなり大声で毒づくこともあるでしょう。

 

スッキリした頃には、相手は聞き疲れて、

げんなりしているかもしれません。

 

それでも、自分は気分良くなったので、

ルンルン気分で次の日を迎えられます。

 

自由奔放さはまるで幼い子供ですが、

それが丙の人の最大の魅力です。

 

気の向くまま、気分次第で感情的、

 

「明日のことなんて考えてないよ」

 

と言わんばかりのおおらかさは、

ある意味では器がとても大きいです。

 

良い時はうざったいくらいに明るく、

悪い時はうざったいくらいに暗く、

それも、ちょっとのことで切り替わる。

 

どちらでもないくらいが

ちょうどいいのかもしれません。

 

 

丙の人は、無意識のうちに周囲に

エネルギーや元気を与えていることが

実はとても多かったりします。

 

落ち込んでいる人がいたとして、

周りの人は気を使って慰めたり、

あえて、そっとしておいたりするのですが、

丙の人は、無神経と言えるくらいの明るさで

普通に接してしまうかもしれません。

 

「しょーがない」では済まされないような、

大きなミスや大きな被害があった時でさえも

 

「気にしてもしょーがないよ〜(^o^)」

 

と、笑顔で笑いながら言うかもしれません。

 

ただ、それが結果的に、その人の心にある

重い気持ちを溶かし去ることもあります。

 

周囲はヒヤヒヤしますが、結果オーライです。

 

 

 

 

 

 

丙の素質の活かし方

 丙の人の良さとは、子供っぽさです。

 

ありのままの自分でいることが大切です。

 

「ありのまま」と言えば…

 

Let it Go

 

「レット・イット・ゴー 松たか子」

 

簡単なようで実はなかなかできません。

 

もしも、誰もがありのままでいられたら、

このような歌を作る必要も無かったし、

こんなに支持されることもなかったでしょう。

 

手に届きそうに見えてなかなか届かない。

 

だからこそ、心に響くのではないでしょうか。

 

 

 

ちょっと話はそれましたが、

周囲の人はどうしても殻を破りきれずに、

表の自分と裏の自分のギャップに苦しんだり、

辛くなったり、虚しくなりがちですが、

丙の人はごく当たり前のようにできます。

 

そんな生き方に憧れている人もいるはずです。

 

ただ、そんなことは意識せずに、ごく普通に、

いつも通り自然にしていればいいのです。

 

それだけでよく、逆に意識してしまうと、

子供のような無邪気さが消えてしまい、

演技っぽくなってしまったりして逆効果です。

 

また、感情表現がストレートであり、

おしゃべり好きなので「口が武器」です。

 

シーンとした嫌な間などできないでしょう。

 

人前でしゃべったり目立つことをさせるなら

適任であり、楽しんでやりとげるでしょう。

 

また、口喧嘩になったらかなり強いです。

強いというよりも延々としゃべれるので、

言っていることが間違ってようが、

脈略がなくて関係ないことを話そうが、

意味不明で支離滅裂でメチャクチャだろうが、

相手が根負けして、勝ってしまいそうです。

 

 

また、子供との相性は抜群に良いです。

 

その理由は、自分も性格が子供だからです。

 

だから、面倒見がいいとか子煩悩とかではなく

単純に、一緒になって遊んだり楽しんだりが、

自然で普通にできてしまいそうです。

 

 

 

また、その延長になりますが快楽主義です。

 

「楽しければいいじゃない♪」

 

と言い、人生を楽しんで生きていきます。

 

美味しいご飯やスウィーツを食べて満足し、

好きな人や愛する人と楽しい時間を過ごし、

ぐっすりと快眠をとって次の日を迎える。

 

そして、次の日も楽しいことを探して

ウキウキしながら過ごしていきます。

 

 

 

 

 

 

丙の人に向いている職業

丙の人に向いているのは口を使う仕事です。

 

そして、人前にでて注目を集める仕事です。

 

しかも、「趣味が仕事」「仕事が趣味」と

言える仕事をするのが一番良いです。

 

仕事や義務と思うと本来の良さや、

能力が発揮できにくくなります。

 

なので、リラックスして楽しむことです。

 

毎日、テレビの前の人に顔を出して

ニュースや新着情報を口で伝える

アナウンサーやキャスターは天職でしょう。

 

ミュージシャンも人前で音楽によって

メッセージをを表現するので向いています。

 

特にボーカルに向いています。

歌が好きなら、たくさん歌の練習をして

ボーカルを目指すと良いでしょう。

 

巧みな話芸としゃべりで観客を沸かす

芸人(コメディアン)にも向いています。

周囲に笑いを届けるのが好きならば、

ぜひとも目指してみてください。

 

また、口で話す代わりに、記事を書く

ライターやジャーナリストに向いています。

難しいことでも、子供にわかるように

ありのままをストレートに伝えてください。

 

料理人やパティシエにも向いています。

それは、純粋に自分も好きなものだからです。

素材を活かして美味しい物を創ること自体が

自分にとって楽しいことになりそうです。

 

水商売にもとても向いています。

相手を気遣ったり癒したりするスタイルよりも

自分のおしゃべりで楽しませてあげたり、

時には自然にしていることが受けたり、

自分自身が輝くことが人気を呼びます。

 

教育にも向いています。特に幼児教育や

小学校の先生がとても向いています。

それは、自分も一緒になって遊んだり、

子供の気持ちが理解しやすいからです。

また、点数よりも学校と勉強の楽しさを

同じ目線で伝えることができるからです。

 

逆に、学問的すぎたり点数主義の学校では

丙の人の良さは発揮しにくいでしょう。

 

また、接客や営業や販売などに向いています。

商品のことも商品と関係ないことも

ひっきりなしにしゃべることができそうです。

勝手にお客さんが買ってくれるでしょう。

 

ただ、数字や成績を目指す意識は持たずに、

単純に、しゃべっていた方が結果的に

数字や成績が上がっていきそうです。

 

 

逆に向いていない仕事は、

シーンと黙って黙々とやる仕事や、

ルールや雰囲気がピリピリして厳しい仕事、

同じことを繰り返すルーティンワークは、

丙の人の良さを消してしまうので、

向いてはいないでしょう。

 

 

 

 

 

 

日干が丙の有名人 

スティーブ・ジョブズ(Apple創業者)

織田信長(戦国武将)

徳川家康(戦国武将)

エドワード・ウィンザー(英国貴族)

ミハイル・ゴルバチョフ(ソ連大統領)

ヨハネ・パウロ2世(ローマ教皇)

サティヤ・サイババ(?な人)

ジョン・ハーバード(牧師)

アルフレド・ノーベル(ノーベル賞)

ネルソン・マンデラ(南アフリカ大統領)

神田川俊郎(日本料理人)

ゴッホ(芸術家)

ヴィヴィアン・ウェストウッド(デザイナー)

ステファノ・ガッバーナ(デザイナー)

村治香織(ギタリスト)

高嶋ちさ子(バイオリニスト)

HIDE(X JAPAN)

美空ひばり(歌手)

May J.(歌手)

米良美一(カウンターテナー)

江戸川乱歩(作家)

鳥山明(漫画家)

井上雄彦(漫画家)

宮本茂(任天堂)

ロバート・キャパ(写真家)

ドラガン・ストイコビッチ(サッカー選手)

ジョージ・ベスト(サッカー選手)

デニス・ロッドマン(NBA)

ボビー・フィッシャー(チェス)

 

 

 

 

 

 

 

太陽を評した言葉

 

 

太陽が照れば塵も輝く

(ゲーテ) 

太陽は誰も気づかないような

小さな塵でさえ輝かせてしまうくらい

偉大な存在だと表現しています。

 

 

 

‘O Sole Mio

私の太陽

(ナポリ民謡)

 

「’O Sole Mio   Luciano Pavarotti」

 

晴れた日はなんて素晴らしい!

と、高らかに歌っている歌です。

 

 

 

 The Sun Aloso Rises

日はまた昇る

(アーネスト・ヘミングウェイ)

 

第一次世界大戦後のロストジェネレーション

を描いたヘミングウェイの長編小説です。 

パリやスペインの闘牛の描写がある

ヒューマンドラマのような作品です。

タイトルはカッコいいのですが、

毎日の繰り返しという意味だったりもします。

 

 

 

 

 

 

太陽を愛した人

 

太陽を愛した人というよりも、

太陽にまつわるエピソードと

いう感じで読んでいただけると

良いかと思います。

 

  

  

太陽神ラー

エジプト神話に出てくる神ですが、

慈悲深さよりも、支配欲の強い神で

自分に従わない人間には厳しく

対応していく神です。

 

それを描いたSFフィクションの映画が

「スターゲイト」です。

1994年に映画が発表され、

シリーズが追加されます。

 

映画「Star Gate」予告

 

映画の中で太陽神ラーは

「ラーは唯一絶対の神だ!」

と自分で言っちゃってます。

 

現実にも管理職や社長などの権力者で

こんな人がいたら、部下は服従しつつも

内心では反発して嫌がるでしょう。

 

 

 

北風と太陽

 

イソップ寓話の1つで有名な話です。

知っている方も多いでしょう。 

 

「アニメ 北風と太陽」

 

物事を動かす時に厳しさや罰を使うよりも

温かさや甘さを使う方が進展しやすい

 

ということがわかる話です。

 

 

 

スティービー・ワンダー

 

You Are The Sunshine Of My Life

はスティービー・ワンダーの曲で

彼が22歳の時に作曲しています。

 

「You Are The Sunshine Of My Life」

 

なだらかなメロディと、

「君は僕の人生の太陽の光なんだ〜」

という温かい歌詞なんですが、

「君がいてくれないと僕はダメだ〜」

というすがりつくような歌詞もあり、

「とにかく君が必要なんだ」

ということを歌っています。

 

 

 

太陽がまた輝くとき

 

「太陽がまた輝くとき」高橋ひろ
 
外は雨がまだやまずに
濡れてる人々と街が
それでも太陽を信じてる
古いメロディ にじむシルエット
やわな生き様じゃとても絵にはならないね
 
日常的な一面を切り出しながら
人間的な優しさと切なさを
その中に織り込んだような
年齢と共に感じ方が違ってくるような
詩的な曲だと勝手に思っています。

 

 

 

空に太陽がある限り

 

「空に太陽がある限り」にしきのあきら
 
「スター」と呼ばれる歌手の錦野旦さん
錦野さんの代表曲といわれている
名曲「空に太陽がある限り」は
ベタなLOVE SONGですが
印象と耳に残る歌詞とメロディーが
多くの人の心に残っています。

 

 

 

 

最後に…

 このページで紹介したように、

丙の人は良くも悪くも自然体であり

とても目立つ存在です。

 

気の向くまま、心のままに、

自由で自然体なマイペースで

のんびりと生きていくとよいでしょう。

 

そのついでに、周囲に明るさや楽しさを

バラまいてあげるといいでしょう。

 

 

周囲の人に言うとしたら、

 

「丙の人は損得勘定なんて全然なくて

 子供と同じで気分のままにいるだけです。

 

 だから、コントロールしようとしても

 なかなかできないですよ。

 

 それよりも、この人から元気や明るさを

 もらって、こちらも元気にしてもらい、

 その分、お礼と褒めでもっとおだてて

 気分良くなってもらい、さらに恩恵を

 受けてあげてください」

 

と伝えます。

 

 

 

以上、京都の占い師HAMAが

解説する干支の丙でした。

 

 

 


 

 
10の日干
 

(木行の陽)

 

(木行の陰)

 

(火行の陽)

 

(火行の陰)

 

(土行の陽)

 

(土行の陰)

 

(金行の陽)

 

(金行の陰)

 

(水行の陽)

 

(水行の陰)

   


   

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