HAMAがオススメする本

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2015.01.24

HAMAがオススメする本

 

占い師が小説を読んでその作品をお勧めする

 

 

このページでは占い師HAMAが

オススメする小説をご紹介します

 


 

 

冷静と情熱のあいだbluが京都で占い店を営んでいる

 

 

占いで冷静と情熱のあいだrossoが京都で発売される

 

冷静と情熱のあいだ

Rosso & Blu

 

江國香織&辻仁成

 

映画「冷静と情熱のあいだ」予告

 

この小説はBluだけを読むこともできるし

Rossoだけを読むことも出来ます。

ただ、両方から読むことで男と女の2人の

それぞれの人生と気持ちを知ることができ、

恋愛のすれ違いを楽しむことができます。

江國香織さんも書いていますが、

「恋愛の1人の持ち分は1/2」

ということを存分に味わうことができます。

 

映画は2つの本を1つの映画にしていますから

2人の人生の細部が省略されています。

とても読みやすい恋愛小説なので、

読書がはじめての人にもオススメです。

 


 

 

京都に星の王子様が占いをしにくる

 

Le Petit Prince

星の王子様 

 

サン=テグジュペリ

 

小学生低学年の子供でも呼んでいける話で

「小さな真実」がたくさん盛り込まれた

シンプルにして深い物語です。

 

人間の色んな感情や姿が描きださていて、

恋愛の本質についても優しくも皮肉な言葉で

星の王子様は語ってくれています。

大人が読んでも気づきがたくさん得られるので

通勤や休み時間などで読んでいただけると、

人生にちょっとした花を添えられるでしょう。

 


 

 

エンジェルス・エッグ 

エンジェルス・エッグ

〜天使の卵〜

 

村山由佳

 

映画「天使の卵」予告

 

美大志望の予備校生の男の子と

父親の主治医で精神科医の大人の女性との

ピュアな恋愛を描いた瑞々しい作品です。

予備校生の揺れる気持ちは高校生にとって

共感できる部分がたくさんあるでしょう。

また、大人の恋人と比較した自分の幼さに

無力感を感じるかもしれません。

大人が読んでみるとタイムスリップして

若返った気持ちになるか、客観的に

2人のすれ違いを楽しめるでしょう。

 


 

 

京都駅の中の占いで読む武器よさらば

  

武器よさらば

 

アーネスト・ヘミングウェイ

 

第一次世界大戦中の志願兵と看護士の

温かくも悲劇な恋愛物語です。

この作品では戦争を題材にした作品に

よくありがちな勲章や功績はありません。

階級の下の方で歴史に振り回された若者が

精一杯生き残る人生を描き出しています。

 

京都の占い師HAMAはこの作品を読むと

戦争の大義名分や国同士の利権争いのために

若者の多くを犠牲にする戦争の虚しさと

それでも歴史から学ばない人間の愚かさと

巨大な力に飲まれていく人の儚さを

しみじみと感じさせられます。

 

また、作中のバーテンダーの姿と行動は

さりげないですが憧れていました。

当時バーテンダーを目指していた頃には

密かに目標にしていましたし、

今もこういう人間でありたいと思います。

 


 

 

グレート・ギャツビーが京都に現れて占いを一蹴する

  

The Great Gatsby

偉大なるギャツビー

 

F・スコット・フィッツジェラルド

 

「華麗なるギャツビー」予告 

 

大恐慌前の1920年代前半の

アメリカン・ドリームを描いた作品です。

 

野心家な将校は1人の女の存在によって

野心を現実のものにしようとします。

 

生まれもっての大金持ちは傲慢な態度で

周りの人間を巻き込んでダメにしていきます。

 

お嬢様育ちの美女は世間を知っているようで

知らずに自分のことすらわかっていません。

 

美女の友達の美人ゴルファーは頭がよく

彼らを傍観して楽しんでいるようです。

 

物静かで望んでもいないのに味方扱いされる

主人公が物語を私たちに伝えてくれます。

 

ストーリーはセリフの言い回しが風情があり

最後の文章はフィッツジェラルドの墓石に

刻まれるほどの文章でした。

 

So we beat on ,

boats against the current,

borne back ceaselessly

into the past.

 


 

 

京都駅の店でカットグラスの鉢を買って占いをする   

カットグラスの鉢

 

結婚パーティー

 

バビロンに帰る 

 

 

F・スコット・フィッツジェラルド

 

 

カットグラスの鉢は女性が体験できる悲劇を

いくつも描いて主人公の女を痛めつけます。

美しくて、冷たくて、堅い何かが、

意図的なのか、偶然なのか、悲劇は何度でも

女の人生にやってきます。特に美しい女に…。

 

結婚パーティーは、1人の男が過去の女に

想いを寄せつつも踏み出せないもどかしさと

世界恐慌が人の人生を変えることと、

それでも変わらないものがあることを、

華やかさと淋しさで描いています。

 

バビロンに帰るは、世界恐慌の後の

すっかり様変わりした世界を描いています。

日本で言えばバブルの前と後の違いであり

「あの頃はよかったな〜」と懐かしむ人と

「今の方がいいよ」と現実を見る人と、

過去に失ったものを取り返したい人と、

過去と妄想に取り憑かれた人を、

複雑さと哀愁を持って描いています。

 


 

 

京都の刑務所のリタ・ヘイワースが手相占いをする  

刑務所のリタ・ヘイワース

 

スティーヴン・キング

 

「ショーシャンクの空に」予告

 

この作品は映画の方が有名になっています。

映画「ショーシャンクの空に」の原作が

小説「刑務所のリタ・ヘイワース」です。

小説としては短い方になりますが、

しっかりとした味のある作品です。

 

Hope is a good thing,

maybe the best of things

 


 

 

ロング・グッドバイ

 

ロング・グッドバイ

 

レイモンド・チャンドラー

 

アメリカの作家レイモンド・チャンドラーの

代表作とも言えるロング・グッドバイは、

探偵フィリップ・マーロウシリーズの中でも

特に有名な作品となっています。

 

皮肉屋な私立探偵のマーロウと

自己憐憫なテリー・レノックスの酒場での

掛け合いやお酒の飲み方は詩的です。

薄っぺらいようで人情的な友情により、

ある事件にマーロウは巻き込まれていきます。

 


 

 

京都で手相占いをして、そして誰もいなくなった

 

そして誰もいなくなった

 

アガサ・クリスティ 

 

ミステリ小説の入門として読みやすく、

老若男女の誰でも推理を楽しめます。

わかったと思ったらスカされたり、

読めたと思ったら意外な展開になり、

最後まで楽しめる作品です。

ミステリ小説なので内容には触れません。

気になる方は1度読んでみてください。

 


 

 

月と六ペンスを京都の占いで読む

 

月と六ペンス

 

サマセット=モーム

 

イギリスでなに不自由の無い生活をしていた

1人の男が家族を捨ててパリに行きます。

そこで自分を指示して助けてくれた友人に

アトリエを与えてもらって絵を描きます。

ただ、男はそれだけでは終わらずに、

人間の善とは逆の方向に行きます。

ただ、そうまでして目指したい目標が

男の頭の中にはあったのです。

 


 

 

京都の手相占いで回転木馬のデッドヒートをみる

 

タクシーに乗った男

 

プールサイド 

 

 

村上春樹

 

「回転木馬のデッドヒート」は、

村上春樹さんが実話をほぼ変えずに

僅かな修正をしただけで描かれている

ノンフィクションの短編集です。

 

タクシーに乗った男は、ある画廊の女性が

アメリカで仕事をしていた時に、

顧客には値がつく絵を選んでいたのに

自分で買った絵は無価値だった、

ただ、それが印象的だったという話です。

最後の方で意外な展開が待っています。

 

プールサイドは、学生時代に水泳選手として

活躍し、その後に就職した仕事先で成功し、

順風満帆と思われた男が人生の折返し地点で

自分のライフスタイルを変えるという話です。

男の人は共感できる部分が多い話でしょう。

 


 

 

京都で悪魔のパスを占い、天使のゴールを導く

 

悪魔のパス 天使のゴール

 

村上龍

 

サッカーの中田英寿選手が1998年に

ベルマーレからイタリアのペルージャに

移籍して大活躍をして注目されていました。

その頃のイタリアのセリエAを舞台にして

村上龍がサッカー選手とサッカーの小説を

マニアックでエキサイティングに描きます。

サッカーファンとして読んでも面白いですし

観光として読んでも面白い作品です。

特に、サッカーの試合を文章で読むことは、

とても新鮮で他に例をみないものです。

漫画と違って活字のみですから、

イマジネーションがすべてです。

ただ、その描写がとてもリアルに想像できて

サッカー好きとしてはとても面白い小説です。

 


 

 

天使と悪魔が京都に占いをしにやってくる

 

天使と悪魔

 

ダン・ブラウン

 

小説や映画で有名な「ダヴィンチ・コード」

のダン・ブラウンがイタリアのローマの中の

バチカンを舞台に「宗教と科学」の対立を

ローマの観光もかねて描いた作品です。

タイムリミットのある中の推理の展開や

キリスト教カトリックの儀式や知識を学び

人類の歴史を学べる面白い作品です。

 

映画にもなっている作品なんですが、

小説の方がより細かい描写があったり、

映像にできない面白い展開があります。

上・中・下でものすごく長く思うでしょうけど

展開がとても早いのであっという間に

時間が過ぎていってしまいます。

 


 

 

京都の占い処でロスト・シンボルが手相をみる

 

ロスト・シンボル

 

ダン・ブラウン

 

アメリカの作家ダン・ブラウンの

ロバート・ラングドンシリーズの1つで、

アメリカのワシントンD.Cを舞台にした

フリーメイソンの謎にせまる物語です。

 

ストーリーにでてくる1人1人にそれぞれの

人生背景があって人情的な部分がある所が

他のダン・ブラウンの作品と違うところです。

 


 

 

京都の当たると有名な占いでデセプション・ポイントをみる

 

デセプション・ポイント

 

ダン・ブラウン

 

ダン・ブラウンの作品の中では、

あまり有名になってはいませんが、

大統領選挙とアメリカの科学と秘密を

題材にしたアメリカ的な物語です。

 

ラングドンシリーズではありませんが、

気が強くて魅力的な女性が多く登場して、

科学技術がふんだんに鏤められているので

派手で爽快なストーリーになっています。

 


 

 

京都で人間失格した人が手相占いをしてもらう

 

人間失格

 

太宰治

 

太宰治が自殺する約3ヶ月に書き上げられた

太宰治の自伝のような作品であり、

著者の遺書とも代表作とも言われています。

 

気が弱く本心を隠そうとする美男子の主人公が

たくさんの人や女との出会いの中で、

自分の生き方に迷いながら進んでいく物語で

人と人の人生の無情さが描かれています。

 


 

 

京都の藪の中で当たると言われる手相占いをしてもらう

 

藪の中

 

芥川龍之介

 

推理小説のようなストーリーです。

関係者の証言をとっていくと、

どうもつじつまの合わない部分がでてきて

事件を担当している役人達が行き詰まります。

 

結婚を約束した夫婦が京都に訪れていると

その土地で有名な盗賊が襲いかかってきて、

妻をかけて夫に勝負を挑みました。

その妻は尼寺でその状況を自白しましたが、

ちょっと嘘っぽい部分がある話でした。

盗賊の独白にも妖しいところがあります。

死んだ夫の魂の言葉にも変なところがあります。

それらを総合して真実を探すことが

面白い作品なので1度読んでみてもいいでしょう。

 


 

 

京都で最も当たると人気の占い師が勧める蜘蛛の糸

 

蜘蛛の糸

 

芥川龍之介

  

読みやすくリズム感のある短編小説で

色んな教訓が詰まった作品です。

天国(極楽)と地獄の様子の描写や

お釈迦様と悪人との関係だったり

救済と刑罰の関係などの対比されるものを

綺麗にまとめて描かれています。

 

芥川龍之介の作品を読んだことがない人に

まず始めに読むことをお勧めする作品です。

 


 

 

最後の一葉を読んで京都の占い師が手相を観る

 

最後のひと葉

 

オー・ヘンリー

 

短編集の名人であるオー・ヘンリーは

銀行で不正を働いたとして投獄されています。

その投獄生活の中で短編小説を書き始めて、

ユーモアや教訓を数々の作品に込めています。

 

この「最後のひと葉」は代表作であり

最後の最後で温かいどんでん返しがあります。

 


 

 

京都で最も当たると人気の占いにドラゴンフライがくる

 

ドラゴンフライ

 

室井佑月

 

冴えない女がホステスとして夜の世界を

駆け上がっていく姿を描いた作品です。

ただ、夜の世界を駆け上がっていくことは

何かが転落していくことでもあります。

美しくも面白い夜の世界を楽しめるので

1度読んでみても良いでしょう。

 


 

 

京都で最も当たると人気の占いに立花胡桃が来て手相をみる

 

ユダ

 

立花胡桃

 

自伝的な夜の世界を綴った作品です。

水商売の世界とその周りに群がる男達の

お金と欲望の駆け引きを描いています。

文章や言葉遣いはとても簡単なので

読書が初めての人にも読めますし、

夜の世界に興味がある人にはオススメです。

ただ、あくまで夜の世界にいる女性が

みんな彼女のようではありませんので

あくまでその中の1つの物語として

楽しんでいただけると良いでしょう。

 


 

 

京都で1番当たると言われる占いに料理小説集を読む占い師がいる

 

料理小説集

 

村上龍

 

料理と恋愛は少し似ているかもしれない。

そのまま食べて美味しいものもあるが、

手間を加えるともっと美味しくなる。

そして、バランスと相性で味が変わる。

男と女もそんなものかもしれません。

そう感じさせてくれる作品集です。

短編で料理の話なので気軽に読んで

味わってみると良いでしょう。

 


 

 

京都の人気占い師がワイン一杯だけの真実を読む

 

ワイン一杯だけの真実

 

村上龍

 

ボルドーの「シャトー・マルゴー」や

カリフォルニアの「オーパス・ワン」など

ワインを取り込んだ短編小説集です。

 

「オーパス・ワン」をテーマにした作品の中の

フンギ・ポルチーニもとても美味しそうです。

ワイン好きの方はもちろん、ワイン好きでは

ない人にも、楽しく読める作品集です。

 


 

 

京都でno.1の占い師が春にして君を離れを読んで手相を観る

 

春にして君を離れ

 

アガサ・クリスティ

 

アガサ・クリスティのミステリーではない

主婦の心境を綴っていく小説ですが、

最後の場面ではやはりミステリーのような

どんでん返しの要素が入っているので

1度読んでみると面白いでしょう。

 

1944年に書かれた作品ですが、

人間の根本的な部分は変わらないという事を

女性の、しかも主婦の心理を描いて

情緒的かつ辛辣に見せてくれています。

そういう意味では、後に活躍を見せた

スティーヴン・キングのような

モダン・ホラーの要素があります。

 


 

 

谷崎潤一郎の痴人の愛を読むタロット占い師

 

痴人の愛

 

谷崎潤一郎

 

この作品は男女関係や恋愛をコメディの

ように面白く描いている作品です。

1人の中年男が1人の若い女に恋をして

その女のためにすべてを与えます。

尽くして、貢いで、持ち上げて、

その女を女神の如く扱います。

そうした男と女の物語ですが、

最後には面白い結末が待っています。

 


 

 

神様のボートを読んだ占い師が手相を観る

 

神様のボート

 

江國香織

 

母親と娘の母子家庭を描いた作品です。

この母子は母親の気まぐれのような

決定で各地を転々としています。

母親は別れた男を求めて彷徨います。

娘は移動した土地で出会いと別れを

経験しながら、母親を冷めた目で見ます。

そんな、その辺にありそうで無いような

母子家庭をある意味での怖さが包みます。

 


 

 

サヨナライツカを読んで恋愛をしたくなった占い師が姓名判断をする

 

サヨナライツカ

 

辻仁成

 

大金持ちに捨てられたばかりの女と

婚約をしたばかりの男が出会い、

恋愛の炎を燃やす作品です。 

 

映画「サヨナライツカ」CM

 

客観的に、あるいは表面的に読むと、

性悪女とだらしない男が堕落した関係を

はずかしげもなく繰り広げているのですが

そこには、どこかしら美しさがあります。

純愛ではない始まりですが、

純粋な愛情があるような無いような、

あるいは、芽生えたような感じです。

 

   


   

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