計画は変更するためにあるんじゃない。実行するのみだよ、君。

「ベルサイユのばら」

サンジュスト

「ベルサイユのばら第３１話」

ベルばらのストーリーの中でサンジュストは

反君主主義（王様が全てを決める政治）で

しかも、殺人を厭わないテロリズム的で、

良い意味では、有言実行型と言えますし

悪い意味では、冷酷非道な強引さとも言え、

正しいのか間違っているのかわかりません。

ただ、モラルの正しさは置いておいて

有言実行できる行動力は素晴らしいです。

何かの物事を実際にやろうとする時には

たいていの場合には問題が発生します。

あるいは、元々の問題があったりします。

それを突破するためにはそれくらいの

決断力や頑固さが必要になってきます。

時には破れかぶれでもぶつかっていき

粉々にぶち壊される覚悟が必要です。

ただ、ぶち壊される覚悟があれば

相手をぶち壊すこともできます。

そのためには一切のイイワケをせずに

実行するためにはどんな手段も厭わず

玉砕や自爆もやる勇気が必要です。

時には喧嘩をすることもあるでしょう。

意見をぶつけ合っても拉致があかずに

怒鳴り合ったり喚いたりするでしょう。

ただ、それでも自分を通していくことで

周りの批判があっても進んでいきます。

あまり民主主義的ではありませんが

物事がなされるときの多くはこうした

強引過ぎるほどの突進によります。

というよりも、民主主義的な会議では

だいたい現状維持で守りの方向になり

新しい冒険をしようとはなりません。

だからこそ安全が保たれるのですが

何かをやらなければいけない時には

大きな足かせとなってしまいます。

時には強引になってもいいかもしれません。

徳川家康
　
戦国武将の中で最後の勝者として
とても有名な徳川家康は幼少から
人質として敵にかくまわれたり
織田信長や豊臣秀吉などの先に
有名になった武将の部下として
使えたりして、影の存在でした。
　
ただ、忍耐強くチャンスを待って
織田信長が延暦寺で明智光秀に
だまし討ちをされて自害に持ち込まれ
豊臣秀吉も寿命で亡くなってから
関ヶ原で石田三成の軍勢を破って
将軍となり徳川幕府を築きました。
徳川家康は後発ながら自分の計画を
どんどん実行にうつして１つずつ
クリアしていったからこそ
最終的に日本を統一できたのでした。
　