2015.08.05

金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である

 

 

小林一三

 

 

「宝塚歌劇１０１周年」CM
  

 

よくあることですが、

「こういう事業をしたいけど金がない」

だから、できないという人がいます。

その人に、今は何をしていますか？

と尋ねてみると、不思議そうな顔をして

「いえ、何もできないので…」

という答えが返ってきます。

 

本当に何かをしようとしている人は、

お金が無ければお金を作る努力をして

資金調達をしているものですし、

事業計画を念入りにしていたり、

業者や不動産などをまわったり、

電話したりして見積もりをあげています。

 

つまり、「金がないからできない」

という人は、ただイイワケしているだけで

本当にその事業をする気持ちがないのです。

 

そんなことない！

 

気持ちはある！

 

 

というかもしれません。

では、やることはとても簡単です。

お金がないだけで本当に気持ちがあるなら、

ただただお金を作ればいいのです。

 

自分の余った時間でアルバイトをすればいい。

遊ぶ時間や食事をとる時間や寝る時間が

あるのであれば、その時間を稼ぐために

使ってお金を作ればいいのです。

 

「うちの会社は副業禁止だから…」

ということであれば、バレないバイトを

すればいいだけです。手渡し給料だと

バレる危険性はほぼありません。

小さな会社や個人のお店や夜の商売です。

 

もしも、新しい収入口を増やすのが無理で

稼ぎだすことは難しいのであれば、

今ある収入から貯金額を増やすことです。

飲み代や間食やムダな出費を削るのです。

 

「削るとこなんて無いよ〜」

という人でも削るところは大いにあります。

タバコを吸っていたらタバコを止めるのです。

酒を飲むなら酒を止めればいいのです。

貯金もできて健康にも良いので一石二鳥です。

お昼のランチ代をけずってお弁当持参にして

食費を削るのも良いでしょう。

おまけに料理や弁当の作り方が身につきます。

車にお金がかかっていれば、そこも削ります。

家賃が低い所に引っ越すのも良いでしょう。

一度上がってしまった生活水準を下げるのは

なかなか難しいことでしょうけれども、

本気でやりたいことがあるならば、

それくらいの節約はできるはずです。

 

 

 

両親や親戚にお願いして資金を

出してもらうのもいいでしょう。 

本来は銀行でお金を借りるべきですが、

それができない人は身内にプレゼンして

資金を提供してもらうことです。

 

身内は他人と違って話は聞いてくれます。

理解されるか、納得させられるか、

そこはそれまでの人間関係や

身内や自分の人間性によりますが、

プレゼンするのは０円でできますから、

実験的にやってみてもいいでしょう。

 

デメリットは、クチを出されやすいことです。

「金を出してやるんだから言うこと聞け！」

とばかりに、アレコレ言われます。

ただ、それはお金を出し貰うと、

くっついてくることです。

それは良いアドバイスもありますし、

単純な批判やヤジも多くあります。

ただ、それも経験になります。

 

それがイヤなら自分で資金を作ることです。

 

 

そうしたことも含めて、お金を持ってなくても

動けることはたくさんあります。

あるいは、お金をもっていなくても、

動く方法を考えることも大切です。

 

なので、今、「何かしたい！」ことが

自分の心の中にあるならば、

お金がなくても動いてみるべきです。

あるいは、お金がなくてもできることを

真剣に考えてみてはいかがでしょうか？

 

 

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