武井壮「何にもやんないとゼロでしょ」
何にもやんないとゼロでしょ。今日勉強したら1だから。明日も勉強すれば2だから。その分野のチャンピオンが1000だとしても3年やれば追いつくから。
武井壮
「武井壮しらべ 最終回」
どんなに遠い道のりだったとしても、
1歩ずつ進んでいけばいつか辿り着きます。
それはマラソンや駅伝のような長距離走も
1歩ずつの積み重ねの繰り返しです。
フルマラソンは42.195kmです。
トップランナーでも2時間かかります。
陸上競技をやっている選手だったとしても
3時間〜4時間くらいかかりますし、
ゴールできずにリタイアする人も
結構でてくることでしょう。
まったく運動をしていない人からすれば
「絶対に走り切れないんじゃないかな…」
という感じでチャレンジしない距離です。
ただ、そんなフルマラソンでも、
42.195mということになります。
もしも、1秒に1mずつ歩いたとしても
42.195秒あればゴールできます。
これは約12時間にあたります。
なので、12時間歩き続ければ、
誰でもフルマラソンをゴールできます。
スピードを競い合うレースでは
かなり遅くてダメな記録です。
ただ、何もしていない人に比べれば
立派な記録と言うことができます。
あとは、いかにタイムを縮めるかです。
どんなことでもそれと同じです。
時間の制限さえなければだいたいのことは
誰にでもできるようになります。
つまり、努力を続けることさえできれば
形はどうであれ何でもできるようになります。
後はその形やサービスを洗練させるだけです。
何も達成したことない人からすれば
途方もないくらい先のことに思えるでしょう。
ただ、何かを達成することは簡単です。
簡単にできることから始めることでです。
毎日歯磨きをしていることですら、
毎日歯磨きをしていない人から見れば
とてつもない努力の継続です。
毎日やっている人からすれば
「歯を磨かない方がありえない!」
というような当然なことです。
毎食後に必ず歯磨きをする人もいるし
あめ玉を舐めた後でも歯磨きをする人や
何も食べなくても3時間ごとに
歯を磨く人もいたりしてピンキリです。
女性は毎朝当たり前のようにメイクをして
毎晩当たり前のようにメイク落としをして
お風呂上がりにスキンケアをしていますが
メイクをしたことない男性からしてみれば
「そんなこと一週間だってできないよ〜」
というようなたいへんな努力です。
このように小さなことを意識してやるだけで
それも立派な努力の積み重ねになります。
そして、なれてきたらレベルを上げていき
普通の人がやらないことをしていくことで
頭1つ抜けていき、他を圧倒することが
できるようになってきます。
まずは簡単なことから
始めてみてはいかがでしょうか?
受験勉強
受験勉強とは一夜漬けでできる範囲は
とても限られているので後1歩で
イケそうだと言うリーチの人には
ラストスパートとして有効ですが
そもそも全く能力が追いついていない人が
一夜漬けをしたところで追いつけません。
なので、勉強とは日々の勉強と理解の
積み重ねを繰り返して基礎学力を
あげておけば一夜漬けなどしなくても
自然に答えは出てくるものです。
そういう意味では受験勉強とは小学生や
幼稚園児の頃から始まっていると
言うことができるかもしれません。
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