2015.08.21

お金が無いということは全てが悪いというわけでもありません。その時は創造性・勇気・そして運…。

 

 

ボルシア・ドルトムントCEO

ハンス・ヨアヒム・バツケ

 

 

「FOOT×BRAIN　ドルトムントの秘密」

 

お金が無いと何もできないという人もいます。

お金がなければ全て上手くいかないと

嘆いている人も多いことでしょう。

 

お金が無いことで良いこともあります。

お金が有ることで悪いこともあります。

 

お金が有ることで経理が甘くなりがちです。

なんでもお金をかけて太らせがちです。

ランニングコストを高くしがちです。

不景気や状況が悪化した時の対策を

怠りがちになりやすいです。

 

お金が無いからこそ知恵を絞ります。

お金が無いことで痩せ型経営ができます。

ランニングコストを低くしようとします。

不景気や状況が悪化してもやっていける

ように対策を練りやすくなります。

 

 

発想を転換してみればわかるのですが、

お金が有ったとしても、お金が無いと仮定して

よりシビアに経営していくことが大切です。

苦境に立ったとしても倒れないように、

あるいは、あらかじめ苦境に立たないように

地震や災害などの天災があったとしても

バブル崩壊や大不況があったとしても

それでも乗り越えられるように

スリムな状態を保つことが必要です。

 

 

そのために必要なものは以下ものです。

 

まずは知恵とアイデアを使った創造性が

絶対的に必要になってきます。

お金が無い中でどうやって解決するか？

お金を節約するにはどうすべきか？

お金で買えないものをどう作り出すか？

お金を使わずに目的を達成できないか？

本当にそこにお金をかける必要があるか？

当たり前だと思っていたことにすら

疑問や質問を投げかけることで

根本から変えていくことができます。

そして、それらはすべて創造性が元になります。

  

考えたり企画したりするだけではダメです。

実際に考えたことをやってみないとダメです。

企画を実行しなければ意味がありません。

机上の空論ばかりではなく実践してはじめて

その理論や企画の効果を確かめることができ

その上で証明されることもありますし、

もっと改善の余地があることも浮き彫りになり

よりよい企画やアイデアを産み出せます。

逆に言えば、どんなにいい企画でも、

実際にやってみなければ無価値です。

企画や考えることはできるけれども

行動にうつす勇気がないという方は

不安があったり、自信が無くても、

あえて勇気を出して動いてください。

 

 

そして、運が必要だとバツケは言います。

「運なんて当てにならないんじゃないか？」

と思う人がほとんどではないでしょうか？

もちろん、運任せにするという意味ではなく

やれる事をすべてやりきったうえで、

運を味方につけていくということです。 

１００％やることをやったうえで、

１０％の運がプラスされたのであれば

企画と違っていたとしてもそれを取り入れて

１１０％にすることができれば、

ラッキーだし、よりよいものになります。

９０％の企画を実行して１０％の運が

やってくることで１００％にしようと

するのでは、運が来なければ９０％止まりで

あと１歩で成功に届かないことになるので、

運が来ることを当てにするのではなく、

あくまで１００％の力を発揮する事です。

　
　

頭を悩ます
　
悩んだり迷うことはつらいですが
それはしんどい反面、嬉しいことです。
現在ある現状を否定することによって
次のステップにいこうとしているので
悩む時間は進化にとっては必要です。
なので、どんどん悩んで迷って
現状を否定して進化を目指してください。

 

---