カップと権力の杖を持って海上の玉座に座るカップのキング
カップと権力の杖を持って海上の玉座に座るKING of CUPS
絵をよく見てみる
第一印象はいかがでしょうか?
斜め45度からコチラに視線を
向けているこの人物は、
青色のローブを着ていて、
黄色と赤色のマントを羽織り、
魚のペンダントの首飾りをしていて、
綺麗な王冠を被っています。
右手にはカップ、左手には杖を持っています。
よく見ると右手には指輪もしています。
緑色の靴を履いています。
装飾の少ない玉座は荒れている海の上にあり、
背景には魚が飛び跳ねていて、
船も往来しています。
海の王様という感じですが、穏やかで、
寛容な性格のように見えます。
エピソード
このタロットカードはコートカードの
「KING of CUPS」
(カップ)杯の王と呼ばれています。
カレは海の上に王様として君臨し、
服装や持ち物からも他のスートの王よりも
偉大な雰囲気で描かれているようです。
ポセイドン
ポセイドンはギリシャ神話における
オリュンポス十二神の1人であり
絶対的な強さを誇る海の王様です。
しかも、感情的なので一度怒ると
海を荒らしてしまう事もあります。
そして、ポセイドンと言えば
絵にもあるように三叉槍です。
ちなみに、先端が尖っているのは
ターゲットに刺さりやすい為なのと
刺さったときに抜けにくくなり
無理矢理引き抜く時にターゲットの
肉をえぐりやすくするためです。
海の王=海賊王
「ワンピースは実在する」
漫画ワンピースで伝説となっているロジャー
カレは海賊王=海の王でした。
次に海賊王となるのは誰でしょうか?
「麦わらのルフィ」
「赤髪のシャンクス」
「百獣のカイドウ」
「ビッグマム シャーロット・リンリン」
「黒ひげ マーシャル・D・ティーチ」
色んな候補がありますが全員が
とてもつもない化け物ばかりであり
誰が海賊王になってもおかしくないです。
ポセイドン
「ワンピース古代兵器ポセイドン」
尾田栄一郎の漫画ワンピースの中では
古代兵器が3つ存在するようです。
「プルトン」「ウラヌス」「ポセイドン」
その中でのポセイドンは海の兵器です。
その古代兵器とは銃や剣のような
目に見える武器ではなく、海王類を
味方に付けて呼び寄せる能力を持つ
しらほし姫そのものであると
ニコ・ロビンは推測しています。
ジャック・スパロウ
「パイレーツ・オブ・カリビアン」予告
「メイキング ジャックスパロウ」
ジョニー・デップが演じた海賊です。
個性的でコミカルな言動が特徴であり、
海の王っぽくはありませんが、
周囲の人間を動かしていく様は、
人の上にたつ器がある人物として描かれ、
密かな人気者でもあります。
トリトン
「リトルマーメイド トリトン」
トリトンは主人公の人魚の父親であり
海を収める王様の人魚です。
そして、トライデント(三つ又の槍)
こそが王の証であり権力の象徴
なのですがアースラの策略で
そのトライデントを奪われて
王座を奪われてしまいますが
結局アースラは失脚してトリトンが
海の王にもどることができました。
トライデントはポセイドンなどの
海の支配者を描く時によくでてきます。
オナシス
「Aristotele Onassis」
「20世紀最大の海運王」と呼ばれ、
南米とヨーロッパ間の輸送で
莫大な財産を築き上げた人物です。
ギリシャの海運王の娘と逆玉結婚して
事業の規模を拡大していき、
オペラ歌手のマリア・カラスとの
仲により、離婚をしましたが、
マリア・カラスとは結局結婚せず、
ケネディ大統領が暗殺されて、
残されたジャクリーヌと結婚しました。
名実共に世界の王となったのですが、
息子を事故で亡くした後に、後を追うように
合併症により死去しました。
シロナガスクジラ
「シロナガスクジラ」
世界最大の動物であるクジラ。
その中でも最も大きいと言われるのが
体長30m以上、体重150t以上になる
シロナガスクジラです。
生き物の王様と言えますが、食べるのは
小さなオキアミであり、大きいものでも
イワシを食べることが稀にあるくらいです。
それ以外の生物を襲うことはありません。
生態についても雄大な生き物です。
人ではありませんが生物の王かもしれません。
ジョーズ
映画「JAWS」予告
スティーヴン・スピルバーグ監督の
名前を一気に知らしめた作品で
1975年に公開されて以来40年以上
海の怖い生物として認知されています。
そして、JAWSが背びれを海面に出して
現れた時のBGMは世界的に有名であり
恐怖と緊張感が一気に煽られます。
ちなみに、Jawは「顎(あご)」であり
Jawsは「顎の複数形」で上顎と下顎を
意味してサメの特徴を指しています。
サーフィン
「KELLY SLATER」
荒れ狂う荒波を乗りこなすサーファーは
海を支配していると言えるでしょう。
波を知り、天候を知り、自然を知る。
そして、それを支配して乗りこなす。
サーファーは海の王者なのです。
ケリー・スレーターは現代サーフィンの
基礎というか模範を作った人物です。
それまではボードで波の上に立っている
だけでもスゴイとされていたサーフィンを
波の上で自由自在に動き回って
ターンをしたりジャンプをしたり
チューブライディングをしたりして
曲芸の如く技を披露しています。
HAMAのイメージ
京都の占い師HAMAはこの絵の
カップの王様は、他の王様に比べて
偉大なように描かれていますが、
表情はあまり冴えず、憂いがあるように
見えます。また、注意深く周囲を見ていて
とても神経質のように見えます。
それはあたかも、存在が偉大過ぎるが故に
人間に対して臆病になっていて、
自分に寄ってくる者を選んでいるかのようで、
本当に心を許せる人がいないかもしれません。
ただ、そんな不安をおおっぴらにはできず、
自分の胸の中に隠して過ごしている。
そんな心の孤独な人物かもしれません。
みなさんはいかがでしょうか?
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