ペンタクルが実った畑の前で首を傾げるペンタクルの9
ペンタクルが実った畑の前で首を傾げるⅨ of PENTACLES
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第一印象はいかがでしょうか?
♀マークのような花柄をあしらった
黄色いローブを着た女性が
実り豊かな農園にいます。
左手は手袋をはめてそこには
顔を隠した鳥がとまっています。
右手は積み上げられたペンタクルに添えられ
そのペンタクルと共にブドウが実っています。
まるでワイナリーのようです。
エピソード
このタロットカードは小アルカナの
「Ⅸ of PENTACLES」
(ペンタクル)硬貨の9と呼ばれています。
多くの成果をあげても納得しない女性…。
お金持ち
お金が余り過ぎていて
使いきれ無いどころか困る程
になっている人をお金持ちといいます。
本人の成果なのか親族のおかげなのか
あるいは他の力のおかげなのか
とりあえず恵まれていることは確かです。
セレブ妻
お金持ちと結婚した女性はセレブ妻です。
パートナーとなった夫の妻である権力と
莫大なお金を感情で使う事ができます。
女性としては欲望をそのまま叶えられる
最高の環境ということができます。
ただ、夫が失脚してしまうとセレブ妻も
同罪で処刑されてしまいますし
それまでの散財を咎められてしまいます。
なので、ある程度の謙虚さも必要です。
ミリオネア
「世界のミリオネア」
「不満」とは悪いことではなく、
不満だから向上する価値があるのであり、
満足したらそこで止まってしまいます。
また、進んでいかなくてもコストは払うので
止まっていればマイナスになっていきます。
ということは、どこまでいっても進む必要が
ありますし、そうしないと衰退します。
ただ、向上やステップアップと関係なく
本当にお金持ちになってても
不満を感じる方もいるようです。
「お金持ちになれば幸せになれる」
と思っていたけど実際になってみたら
「幸せ…な感じがしない…」
という気分なのかもしれません。
そうなると、どうすれば幸せになれるのか
自分でもよくわからなくなります。
お嬢様
「上海の大富豪の1人娘」
お金持ちの家庭に生まれた子供は
生まれながらにしてお金持ちです。
それが幸か不幸かは親次第です。
ただ、何不自由無く生活できて
普通では味わえない生活ができて
他の子供たちでは使えないほどの
お金を使うことができます。
ただ、そのお金の価値を感じて
使っているかは疑問があります。
パリス・ヒルトン
「パリス・ヒルトン マクラーレン」
世界で最も有名な令嬢と言えば
パリス・ヒルトンがあげられます。
「ヒルトン」という苗字は
多くの人が泊まったことはなくても
知っているヒルトンホテルの
「ヒルトン」の子孫です。
裕福な家庭に生まれたことで
幼い頃から破格のお小遣いをもらい
豪勢で派手な生活をしているせいか
使う金額も普通の人の年収を
1日で使うこともあるようです。
玉の輿
「ウクライナで1番の大富豪」
お金持ちじゃない人ががお金持ちと
結婚すると玉の輿と呼ばれます。
ただ、玉の輿にのることは自分が
財産を築くよりもずっと簡単です。
お金持ちの男性もただの男です。
誰かを好きになることはあります。
その時に近くにいてキッカケを作り
効果的なアプローチをすることで
玉の輿に乗ることはできます。
美人じゃないと玉の輿に乗れない
というわけではありません。
笑顔や仕草や知性によって
玉の輿に乗ることもできます。
ブドウ畑
「桃太郎ぶどう2010」
葡萄がどんな風に生まれてくるのか
知らない人も多いことでしょう
葡萄は木になっているのです
ちなみに、生で食べるための葡萄と
ワインを作るための葡萄は違います
ワインを作るための葡萄は生食よりも
酸味が強くてかなり酸っぱいです
そして、ワイン用の葡萄は晴れが続き
雨が全然降らない方が根っこから
より多くの栄養を集めた方が美味しく
逆に雨が降り過ぎて水分が多過ぎると
あまり美味しくないようです。
ワイン
ワインはブドウから作るお酒で
その歴史はとても古いです。
現代では数百円の安いワインから
何百万という高級ワインまで
ピンキリで市場に出回っています。
日本でも1980年代後半辺りから
ワインが人々に広まってきました。
特にボジョレーヌーボーは毎年
話題になり、軽くて飲みやすいので
ワイン初心者に美味しく飲まれます。
また、イタリアンやフレンチなどの
レストランでグラスワインから始まり
ホストやホステスのクラブで高級な
ワインが大量消費されています。
そういうイメージもあってか
日本人の間ではワインは高級酒だと
認識されているようです。
美魔女
美魔女とは年をとっても
美しさをキープしているというか
年をとったなりの魅力を磨いて
女としての人生を自信を持って
生きている女性の事です。
ただ、年齢を重ねても綺麗で
いるためにはある程度のお金と
時間と努力が必要となります。
つまらない
あまりにもヒマがありすぎると
何かしても時間をもてあまし
またヒマになってしまいます。
また、ヒマつぶしと思って
何かをするので打ち込みにくく
すぐにまた飽きてしまいます。
ただ、それはとても幸せです。
何をしなくても生きて行ける
環境にあるからヒマでいいのです。
毎日生きる為に必死であれば
ヒマになることはありません。
なので、ヒマになってすることが
まったくなくなったらそれを
幸せに感じていただいて、
そのうえでその余った時間を
より有意義に使うといいでしょう。
王族・貴族
資産だけでなく名誉ある家柄に
生まれつくと王族や貴族と呼ばれ
生まれながらにして高い身分が
約束されている人達がいます。
悪く言えば「親の七光り」ですが
良く言えば先天性の特権階級です。
日本でも皇族がいますし、外国でも
ロイヤルファミリーがいます。
それを受け入れて特権を使っている
王族もいれば、その特権を乱用して
暴君の如く暴れ回っている人もいて
逆にその特権がイヤで脱出する人も
たまにはいたりします。
人生が生まれながらにして決まっている
というのはある意味では苦痛でもあり
退屈や束縛とのジレンマがあります。
不満
首を傾げたり腕を組んで
不満を言っていられるうちは
まだまだ余裕がある証拠です。
切羽詰まっていたり余裕が
無い状態だともっと取り乱して
もっと動き回っています。
そういう意味では座して悩む
ことは大した悩みではない
ということがわかります。
あるいは、80%叶っている
状態で後の20%を悩んでいる
感じだということもできます。
HAMAのイメージ
京都の占い処Key&Doorの
占い鑑定師HAMAは
この絵が好きです。
それは、ブドウやペンタクルの
実りが溢れていて裕福な様子と、
女性の浮かない様子のギャップが
とても人間的だと感じます。
ただ、多かれ少なかれ、
人は自分の所有している物に満足せず
自分が持っていないものを欲しがり、
ないものをねだります。
みなさんはいかがでしょうか?
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