足を吊るされた人の頭が光るTHE HANGED MAN
足を吊るされた人の頭が光るTHE HANGED MAN
絵をよく見てください
青い服と赤いズボンを着た金髪の人が、
木に足を縛られて逆さ吊りにされ、
両手を後ろで縛られています。
左足を曲げて右足にクロスさせています。
頭には後光が輝いているようです。
木には緑の葉がついています。
エピソード
タロットカード12番で
THE HANGED MAN
「吊るされた男」というカードです。
イエス・キリスト
最後の晩餐に描かれているイエスは
赤色と青色の服を着ています。
ハングドマンも同じ色の服を着ています。
イエスは十字架に磔にされました。
ただ、上向きに磔にされたので
逆さ吊りにされたわけではありません。
また、服を脱がされて磔にされました。
イスカリオテのユダ
イスカリオテのユダは12番目の使徒です。
ユダはイエスを裏切った弟子として有名で
イエス一行の会計を担当していて、
不正ができる立場にあったと言われています。
最後の晩餐でもユダは一人だけ後ろを向き、
右手には袋を握りしめています。
その袋にはイエスを裏切る約束で得た
銀貨30枚が入っていたとされています。
ユダは後に自分の行為を後悔して
首を吊って自殺したとも言われていたり
飛び降り自殺で真っ逆さまに落ちて死んだ
とも言われています。
「吊るされた男」も12番です。
逆さ吊り
「瞳ナナの拘束逆さ吊りからの脱出」
逆さ吊りになると頭に地が登るし、
体が反転しているので動きづらく
吊られているだけで辛いものです。
羽生善治
「羽生善治 5二銀 」
11:18〜 に羽生さんが打った
5二銀は伝説の手を言われるほど、
誰も思いつかないようなヒラメキの手
だと言われています。
ただ、羽生さんはその場でただただ
ヒラメイタのではなくどんどん集中して
その深みの中で発見があるらしく
ただただ端からみているのでは
良い発見やアイデアはないようです。
デルピエロ
「デルピエロ ノートラップ右アウト」
サッカーのアレッサンドロ・デルピエロは
このプレイにより一躍有名になったと
言われるほどに賞賛されるプレイです。
天性のヒラメキがそうさせたと言われます。
モーツァルト
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
モーツァルトはクラシック音楽史上
最も才能の溢れる天才として有名です。
軽快で楽しげな音楽は音楽療法にも
使われるほど人を癒す効果があって
とても注目されているほどです。
モーツァルトは実は奇行が多く
いたずら好きで節操がなく音楽以外は
馬鹿じゃないかと言われていました。
「バカと天才は紙一重」と言われる
典型的な例であり、逆にその才能を
強調する性格ということもできます。
苦行
「浅間大滝 滝行」
辛い修行をすることで見えてくるものが
あったり、感じる世界があったり、
発見できるものがあるとされます。
あるいは、次の世界にいけるとも
されていますが実際はわかりません。
また、もっと違う別次元の何かが
苦行にはあるのかもしれません。
一休さん
「一休さんの頓知」
一休とは室町時代に実際に存在していて
なので、将軍様は足利義満であり
金閣寺に住んでいるのです。
一休さんは急かされたとしても
「慌てない、慌てない。一休み一休み」
といって人の逆を行きます。
そして、難題に向かう時には頭に
つばを付けて考え込むとポクポクポク
と木魚の音がしてチーン!とひらめき
予想外の答えをだしてくるのでした。
空城の計
「空城の計」とは三国志において
蜀の丞相である諸葛亮孔明が
魏の大都督となった司馬懿に対して
多勢に無勢で戦っては負けると考えました。
なので、あえて戦わず、城を空っぽにして
自分は城の上で琴を弾きました。
すると、司馬懿は「孔明には何か秘策がある」
と思い込み、軍を撤退させました。
つまり、弱点を隠そうとするのではなく
もっと弱く見せることによって相手を
疑心暗鬼にさせるという逆の手です。
HAMAのイメージ
この吊るされた人は
普通であれば辛い状況ですが、
この人は苦しみの表情は浮かべていません。
むしろ、「思いついた☆」っていう感じで、
頭がピカッと光っています。
体が縛られて身動きができずに、
頭しか動かすものがない。
だからこそ、頭がよく働いたのか、
それとも、アイデアが降りてきたのか、
いずれにしても、
何かがこの人の頭を光らせています。
京都の占い処Key&Doorの
占い鑑定師HAMAも
身動きがとれない時には
普段は使わない頭を使って
頭を光らせたいと思います。
みなさんはいかがでしょうか?
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