4つのスートを使って魔術を披露するTHE MAGICIAN
4つのスートを使って魔術を披露するTHE MAGICIAN
絵をよく見る
絵をよくみてください
第一印象はいかがでしょうか?
じっくり見るとどうでしょうか?
絵の人は何をしているのでしょうか?
白のインナーと赤のローブを着た人が
右手に白い棒を挙げています。
左手は下げられていて
人差し指を立てています。
頭には∞(無限大)があります。
テーブルには…
棒(ワンド・杖・棍棒)
杯(カップ)
剣(ソード)
コイン(ペンタクル・硬貨)
周りには花が咲いています。
今から何か始めそうな感じです。
エピソード
このカードはタロットカードの
大アルカナの1番にあり、
「THE MAGICIAN(魔術師)」
と名付けられています。
確かにそう言われると、
今から魔法なのか召還なのか
何をするのかわかりませんが、
何かをしそうです。
タロットは何百年も歴史があるので、
その頃の人から見れば、
2000年現代の人達は
みんな魔術師に見えるかもしれません。
技術
内情を知らなければ、端から見ると
魔用のようなワザも、内部の仕組みを
知ることで技術だったと知ります。
逆に言えば、技術を高めて行けば
周りから魔法とも思えるようなことを
自分で産み出すことができます。
「デュポン ライター」
片手のライターで簡単に火を起こすことも
昔の人からすれば魔法と見えるでしょう。
「フォーク曲げ」メンタリストDaiGo
どうやってあんな簡単に曲げているのか
何回見てもよくわかりません。
ケータイ電話、パソコン、テレビなどの
電子機器やインターネットを
片手で簡単に操作したりします。
「iPhone発表」
今では当たり前のようにあるスマートファンも
10年前では想像もできなかったでしょう。
100年前の人から見れば、
電話がやっとできたくらいで、それらは
電話線が必ずあってサイズも大きく、
電話が片手に収まるなんて思わないでしょう。
写真機も大きくて持ち運びに大変だったので
片手サイズの電話にカメラが入っていることも
その頃の人には驚きでしょう。
インターネットが何なのかすら理解できず、
プレゼンテーション用のスクリーンですら、
ものすごい発明だと思うでしょうし、
マイクにも驚くことでしょう。
スティーブ・ジョブズも「魔法のようだ」
とiPhoneを紹介しています。
タロットカードが作られた頃では、
手紙か伝言が唯一の伝達手段でした。
そして、後何十年かしたら、
今からみて、魔法のような生活に
なっているのかもしれません。
アメ細工
「飴細工アメシン」
日本の伝統工芸のひとつに
飴細工(あめざいく)があります。
食べ物とは思えないくらいに繊細で
食べるのがもったいないくらいに
綺麗で可愛い作品になります。
職人がハサミひとつで飴の塊を
どんどん加工していく様子は
息をのんで見とれてしまうほどです。
カクテル
「カクテル レインボーショット」
カクテルとは2種類以上の材料を
混ぜ合わせることで新しい味や色や
驚きを生み出すドリンクのことです。
バーテンダーはお酒を始めとする
材料の特性を把握して、それらを
混ぜたときのイメージを持つことで
美味しくて綺麗なカクテルを作り出し
お客さんに小さな感動を届けます。
そして、カクテルを作る過程も
美味しさのプラスになっています。
フレア(瓶を投げたりする作り方)は
ボトルを投げたり回したりして
ジャグリングのようなパフォーマンスで
お客さんを目でも楽しませます。
天ぷら
「みかわ 是山居」
みかわの主人である早乙女哲哉さんは
当代で屈指の天ぷら職人と言われています。
というかそもそも天ぷらは生では
食べられなくなった新鮮味の落ちた
食材に衣をつけて火を通して味を
誤摩化すようにして食べる調理法だった
わけですが、早乙女さんは天ぷらを
生を超える味わいを出す技術を習得して
秒単位を計算して天ぷらを揚げます。
しかも、鍋から上がってお客さんの口に
入る時間まで考慮されています。
これぞプロフェッショナルと言う仕事です。
寿司職人はただの料理人ではありません。
調理をするのはもちろんですが
お客の前でパフォーマンスとして
粋な様子で寿司をにぎるのも仕事です。
そういう意味で寿司職人は料理人の中でも
華やかな俳優タイプの仕事と言えます。
タイピング
「タイピング界のゴッドハンド」
このホームページもパソコンで作られ
この文章もパソコンのキーボードの
タイピングによって作られているわけで
パソコンで仕事をする人はほとんど
タイピングをすることになります。
何もできなかった頃はキーボードを
見ながら人差し指だけで1つ1つ
探しながら打っていたものでも
鍛錬を積んで日常的に使っていると
1秒間で10文字くらい打てるように
なりますが、1秒間で21文字も打つ
ということはなかなかできません。
仮に指が早く動いたとしても文章を
読むスピードや変換にかかる時間を
考えるととても難しいです。
ただ、世界初のパソコンである
APPLE1が登場したのが1976年
ですから、1900年くらいの
明治時代で日露戦争をしていた頃の人は
パソコンが魔法の機械に見えるでしょう。
手紙も1通1通手書きで書いていたものが
今ではパソコンでタイピングした後に
プリントをすれば100枚でも1000枚
でも同じものができあがってきます。
ただ、それも時代が進むと手で打つ必要は
なくなって視線を飛ばすだけで打てたり
念じるだけで言葉がでるのかもしれません。
リフティング
「ロナウジーニョのリフティング」
サッカーをやっている人が暇つぶしや
待ち時間にボールを足でつつきながら
地面に落とさずに操っている姿を
見かけることがあるでしょう。
とても楽しそうで遊んでいるように
いとも簡単にやっているように
見えますが、やってみると全然できず
3回くらいボールをつくと落として
しまうことがほとんどです。
ロナウジーニョ選手は2000年代
の半ばに活躍したブラジル人の
テクニシャンであり、トップスピードで
様々なテクニックを試合中に繰り出して
相手ディフェンダーを手玉にとって
チームを勝利に導きながらも
見ているファンやサポーターを湧かせて
エンターテイメントとして魅せることが
できるたぐい稀なサッカー選手です。
HAMAのイメージ
魔術師とは、現代の言葉で言えば、
技術者(エンジニア)というとこでしょうか。
技術を持つことが「はじまり」だと
この魔術師は言っているのかもしれません。
周囲で見ている何も知らない人にしたら、
魔法のようなことでも、物理を理解し、
仕組みを把握してそれを使いこなせたら、
理論に基づいて何度でも再現できるでしょう。
逆に、何もしらなければスタートラインにすら
立つことは難しいのかもしれません。
そのために勉強する必要があります。
また、勉強をして知識を増やすことで、
新しいことができるようになります。
本来、勉強とはそれが魅力です。
知らないことを
知っていく
解らないことが
解るようになる
できないことが
できるようになる
それこそが勉強の醍醐味のはずです。
学生で勉強が嫌いな人もいるでしょうけど
点数をとるためだけに勉強するから
退屈でつまらないのかもしれません。
勉強したことをどう使うかを考えると
面白味が解って楽しいかもしれません。
何のために勉強するの?
という疑問が出てきたら、
「アポロ13」のジーンが答えてくれます。
理想的なのは、疑問を感じれる環境において
「知りたい」という好奇心を
自分の中から引き出すことです。
また、勉強をすることで日常のことに
活かせるということを知ることです。
それが日常的にできてくると、
知識の使い方がわかってきます。
そうすると、知っていることがプラスになり、
知らないことはマイナスだとわかります。
それにより、勉強は生きていくために
いくらかは必要だとわかります。
もっと高度になると、考えること自体が
楽しみになり、研究に興味がでるでしょう。
「アポロ13」予告
マリーシア
サッカー用語の一つにマリーシア
というものがあります。
直訳すると「ずる賢さ」となり
相手を欺く行為のことです。
サッカーで言えば、ユニホームを
ひっぱったり、相手の足を削ったり
ファールを受けていないのに
ファールを受けたフリをして
倒れてフリーキックやPKを
獲得するプレーのことです。
野球でも変化球を使いますし
バスケットボールでもフェイクや
ノールックパスを使ったりします。
それも一つの技術と言えます
そうした勉強が技術者を育てて、
「はじまり」のスタート地点に立てます。
占い鑑定師HAMAはそう解釈しました。
みなさんはいかがでしょうか?
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