多くの人は、話し上手だから人との関係は得意だと思っている。対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。

ピーター・ドラッカー

今日は、女性にも、男性にも、

知ってもらいたいことがあります。

それは、「話を聞く、前」のことです。

「何それー？？？」

という声がありそうですけど、

やっている人はスルーしてください。

話を聞く、というのは、

「聞いてー」と言われる前から始まっています。

まず、毎日の態度です。

イライラした態度をとったり、

自分の意見をゴリ押しする態度をとっていたり、

弱気な意見や悩みを笑ったり、一蹴したりしていると、

「この人には話せないな〜」という印象を持たれます。

また、誰かの話を聞いたら、それに流され過ぎる人や、

聞いたことをすぐに誰かに話す人も、

打ち明け話をしにくいです。

オススメなのは、寛容な態度で、

人を攻撃しない雰囲気を出すことです。

そして、秘密を守ることです。

それをやって、いきなり、

「話を聞いてください」

という風にはなりませんけど、

時間がたつにつれてポツポツと

話をされていきます。

みなさんも一度やってみてはいかがでしょうか？

カウンセラー
　
人の話を聞くことを仕事にしている人
をカウンセラーといいます。
ただ、一言にカウンセラーと言っても
医療系のカウンセラーはもちろん
化粧品販売の美容部員や
弁護士や占い師などもカウンセリングから
人の問題を解決していくことになります。
というか、エステティシャンも美容師も
ある程度どんな仕事でもクライアントの
話を聞くことが必要だったりします。
　
　

美容師
　
美容師はカット技術やカラー技術だけでなく
お客さんとの接客も１つの技術であり
求められ、特徴的な売りになっています。
ただ、美容師は自分のことをぺらぺら喋る
というわけではなく、お客さんのことを
聞きながら、お客さんの話を引きだし
盛り上げていくことが求められます。
それはカウンセリング力と想像力です。
むしろ、技術よりも大切なことであり
接客の原点かもしれません。