久石譲「一流とはハイレベルの力を毎回発揮できることだ」
優れたプロとは、継続して自分を表現していける人のことだ。一流とは、ハイレベルの力を毎回発揮できることだ。
久石譲
一般の方からは意外なことかもしれませんが
どんな仕事のプロにも求められることは
毎回一定のレベルの仕事をこなすことです。
調子がよければ時々高い仕事をしますが、
大切なことは顧客の期待に応えることです。
プロとは呼べない仕事人は、
ある時はものすごく良い仕事をするが、
低レベルの仕事をしてしまうのです。
そのような波のある仕事をしていると、
顧客は安心して仕事を依頼できません。
そして、優れたプロの仕事人は、
毎回レベルの高い仕事をします。
そして、それがその人の評価になります。
なので1度高いレベルの仕事をしたら
それをずっと続けることで、
本人のレベルもあがっていきます。
では、どうやればハイレベルの仕事を
毎回することができるのでしょうか。
まずは自分がした最も高い仕事と、
自分がした最も低い仕事を比べます。
そして、自分の仕事の平均点をみてみます。
それから、レベルの低い仕事をしないために
仕事のやり方を見つめ直して実行します。
それができたら、レベルの高い仕事を見つめて
それを毎回で切るように実行します。
その繰り返しがレベルを上げてくれます。
ただ、自分なりの仕事の仕方があれば、
それを優先して自分のスタイルを確立してください。
外科医
医療関係社はパフォーマンスの波が
絶対的に許されない仕事の代表です。
もしも、医療系で仕事をする人が
「今日調子悪いから仕事ダメです」
ということになったら患者は恐ろしくて
その病院に通うことはできません。
また、そんなシビアな医療系の中でも
最もシビアなのが外科医です。
外科医とはかなり重い病気の患者に
手術の成功を求められるわけで
仕事をする条件的にはかなり酷です。
そして、命の安全を確保しながらも
積極的に治療をしていかなければ
患者を助けることができません。
そして、手術は1時間〜8時間のもの
までかなり長い時間行うものも
あるので、体力的にも精神的にも
自分が健康である必要があります。
そして、どんなにコンディショニングを
気を遣っていても時として自分が病気で
辛い時に手術を担当することもあるでしょう。
そんな時でも最高のパフォーマンスを
求められるので難しい仕事です。
ドライバー
車やバスや電車や飛行機の運転手
という職業は100%安全運転が
絶対的に義務づけられている仕事です。
ドライバーは50年間無事故で過ごしても
たった1回の事故を起こしてしまうと
その一点でドライバーとしての経歴が
汚れてしまうことになります。
また、事故に寄って利用者が怪我をしたり
亡くなってしまうことがあったりすると
ドライバーとしてはもう仕事ができません。
免許を剥奪されることもありますが
精神的にも運転をすることはできません。
また、周りからの視線や評価が飛んだり
ヤジを受けることもあるでしょう。
そういう意味でドライバー達は
200%安全に運転する必要があり
人生で立った1度でも事故を起こさず
誰にも目立たず仕事をすることが
最も輝かしい名誉となります。
事務職
事務職は一発成功を当てることは無く
自分の仕事をミス無く着実にこなす
ことが大前提となる仕事です。
とはいえ、ミスをしないことは無いので
チェックの目を厳しくしてミスを
見つけることが大切です。
そして、その傾向を知ることによって
事前にミスを減らすことが出来ます。
久石譲の音楽
久石譲さんの作曲した作品の中で
HAMAが好きな曲を紹介します
「アシタカとサン」
映画「もののけ姫」のラストシーンで
でいたらぼっちが太陽にやられて
山に緑が芽吹いてきたときで
サンがヤマイヌの兄弟と一緒に
ししがみの森の帰っていく時に
BGMとして流れている音楽です。
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