世界チャンピオンに「なりたいと思う」のか「なると思う」のかは違う。なりたいと思うからなれない。

辰吉丈一郎

「辰吉丈一郎　息子に向けて」

微妙な言葉の違いですが、

「なりたい」と憧れを持つことと、

「なる」と決めているのでは心境が違う。

確かに、自分のすぐ側にあるかのように

当たり前のようにその物事と接していき

常に身近に感じていることで、

過度に緊張したり萎縮することは無い。

また、「なる」と決めているので、

そのための努力は怠るわけにはいかない。

憧れや願望を捨てても０（ゼロ）に戻るだけ。

ただ、義務にしてしまえばそうするしかない。

なので、もしも、目標があるならば

「叶えたい」と願うのではなく、

「叶える」と決めてしまえばいい。

そうすれば、叶えるしかなくなる。

「叶える」と決めてしまえば、

やるべきことを精一杯やるしかない。

どんなにしんどいことがあっても

諦めるわけにはいかない。

どんな犠牲を払ってでも手に入れる。

なぜなら「叶える」と決めてしまったから。

そうした退路を絶つ決意は普通では

なかなかできるものではありませんが、

ただ、それでも決められるところに

意志の強さを確認するのかもしれません。

No.１
　
どの世界でも１番の人は存在します。
ただ、それは何人〜何万人いようが
No.１の人は１人しかいません。
「No.１になりたい」と思うのか
「No.１になる！」と決めているのか
その決意によって行動は変わります。

振る舞い

自分がすでにナンバーワンに
なったかのように振る舞うことで
実際にナンバーワンになることは
スポーツや経営においてはよくあり
当然のことを当然にやれば結果が
ついてきて証明されます。
　

社長
　
「社長になりたいな〜」と思うだけでは
社長になることはできません。
というよりも、社長になるには何も難しい
ことはいらず、１秒でなれます。
「今から社長です！」と言えばいいのです。
そして、社名を決めて名刺を創ったら
それを誰かと名刺交換したら相手は
自分のことを社長と思います。
極端に言えば「自分、派遣します！」
という仕事なら今スグできます。
「雑用でも引越しでも何でも手伝います」
という仕事なら誰にでもできるでしょう。