僕はいいこと・いい結果によって支えられているわけではないんですよ、それなりの屈辱によって支えられている

イチロー

「悔しさと向き合う」イチロー

試合が９−１で勝っている時に、

スタメンの選手を休ませるために退いて

ルーキーの選手が次々と出て行く中で

ベンチにイチロー選手は監督から

「（代打に出て）打ちたいか？」

と尋ねられたそうです。

それ自体が一流の選手としては屈辱ですが

イチロー選手は「打ちたい」と答えて

バッターボックスに向います。

結果はライトフライに倒れるわけですが

イチロー選手はこう言います。

「違う意味で結果を出したい打席だった」

そして、こう続けます。

「このことって僕の中では一生忘れない」

と言い、それからこう続けます。

「ただ、このことは未来の僕を支えていく」

そして、失敗を次に活かすことは

もっと大切なことのようです。

「イチロー　忍者ホームインの解説」

イチロー選手は、いつも、

簡単にヒットを打っているように見えますが

通産での打率で３割のちょっと上です。

（野球選手の打率は３割でとても優秀です）

ってことは、約７割は打てていない。

多く見積もっても、３回に１回しか打ってない。

それは、３回に２回は失敗していることになる。

結果が出なかった＝失敗ではないけれども、

記録としては失敗と記録される。

そうした失敗の積み重ねが自分を作っている。

そういう意味なのでしょうか。

というか、目のつけ所がすごいですね。

ほとんどの人は、上手くいったことや、

成功したことや、褒められたことを、

糧にしていることが多いのに、

マイナスによって支えられている、

という発想はなかなかでてこない。

京都の占い師HAMAはそう感じました。

みなさんはいかがでしょうか？

失敗
　
人間は誰しも失敗をします。
それはとても格好悪いものです。
恥ずかしさもあるしバツが悪くて
へんに取り繕ってしまったり
いいわけをしたりします。
ただ、そうした屈辱を味わって
辛さを受け止めて努力をして
次のチャンスで借りを返したら
その人は以前よりもレベルアップして
成長したことを証明できました。
それを繰り返して人は向上して
進化し続けることができるのです。
　

命令される
　
誰かの下に付いて行動していると
上からの命令が邪魔な時があります。
特に、状況判断として正しくない命令を
くだしている時には、意見を言ったり
間違いを指摘することもあるでしょう。
しかし、上下関係の権力を傘にして
そうした反対意見を封じ込める上司も
少なからず存在しているのが現状です。
というよりも、かなり多く居る筈です。
そういう上司だと「どうせ聞いてくれない」
ということで部下も本来は気づいた事でも
上司に報告しなくなったりします。
そうするとさらに判断は狂ってきます。
それでも部下はそれに従わざるを得ず
もっとストレスがたまっていくのです。
　
　

不可抗力
　
自分のミスじゃなかったとしても
トラブルに巻き込まれることは
人生には何度かあることでしょう。
ただ、それを不運に感じて文句を言うか
そのトラブルに対処するために全力を
尽くして取り組むかは選べます。
あるいは、不可抗力を利用して逆に
プラスに働かせることもできます。